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薬剤師でも公務員として働く職場もある

2017年07月04日

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薬剤師の中でも公務員として働いている人はいます。少し、特殊な働き方で人気も高いのですが、その実態は実はあまり知られていません。国家?種や国家?種の国家試験に合格した方がなれる仕事もあります。この職では、薬の専門家として働くのではなく、厚生労働省などの国の機関で国家の薬事行政に携わる仕事に就くことになります。

例えば薬事法といった法令作りや、薬の管理法案などを担当する仕事です。地方での公務員薬剤師は、環境衛生評価や食品安全検査といった行政に近い仕事や、国立病院とか研究所での業務といった薬学に近い仕事などをこなします。

都道府県や政令指定都市、市町村等で採用されて、地域に根ざした自治体内で働く仕事が中心です。基本的には通常の病院で働く人と変わらず、医師の処方に沿った調剤や服薬指導を行う業務をします。また県立や国立病院の多くは急性期病院と呼ばれるところです。

キャリアを積むのにも適しています。患者さんの病気や症例の幅も広く学ぶところが多いでしょう。また保健所で働くという場合もあります。地方によって福祉保健所や保健福祉センターなどという呼び名で呼ばれており、薬事に関することだけでなく、食品や環境衛生など、多くの部署が存在するところです。

市民にとって身近な部署であり、地域の役に立てている実感を持てる職場です。給料の面で言えるのは初めは他の就職先よりも安いことがありますが、定期昇給がきちんとある点です。平均年収は600万円以上と言われていますし、初任給は低くても後からどんどん年収が上がります。